観光名所をまた違った楽しみ方で回る
上野動物園は東京都を代表する観光名所の一つです。
創業は明治15年と大変に古く、日本で最も歴史の長い動物園としてもよく知られているところです。
上野動物園の中には常時500種類ほどの動物がおり、パンダ・オカピ・コビトカバという三大珍獣が目玉として紹介されています。
都内近郊に在住の人にとっても、都会の喧騒から離れた動物たちに囲まれた空間はまたとても居心地の良い空間ですので、気分晴らしのために訪れるというのも大変おすすめです。
時期にもよりますが上野動物園では日本国内で他の動物園では見られないような特殊で希少な動物も多く扱われているので、珍獣や希少生物に興味があるという人にとっても嬉しい場所です。
大人が回っても楽しい場所ですが、子供の目からも大変楽しく興味を多く引くポイントがあります。
絵本や図鑑でしか見たことがなかったような大きな動物を一緒に勉強しながら見て回るというのも楽しいですね。
親子で行くならふらあいコーナー
上野公園内にはたくさんの人気スポットがありますが、親子で行くならぜひ利用したいのが「ふれあいコーナー」です。
これは園内で飼育されているモルモットやウサギなどの小動物と直接触れることができるようにしたコーナーで、普段あまり動物に触れることがない子供さんに生物らしいぬくもりを体験させることができます。
同じコーナーでは動物の心音体験や羊毛を使った毛糸作りといったちょっと珍しいイベントに参加ができるので、初めて訪れた親子連れなら一度行ってみることをおすすめしたいです。
都内近くに住む人なら、保育園や幼稚園の遠足として訪れることもあるかと思いますが、そのときにはガイドさんが着くツアーに参加することもできます。
ガイドさんがいると動物についてより詳しく話を聞くことができるので、それまで全く知らなかった身近な動物についての知識を得ることができてお得です。
また上野動物園では開園記念日である3月20日とみどりの日である5月4日、それと都民の日である10月1日に無料開園をしています。
定期的にお得な料金で利用できるサービスがあるので、出かける前に公式サイトなどをちょっとチェックしておくと何かよいことがあるかもしれません。
シーズン中にはかなり混雑するので注意
上野動物園は、年間利用者が日本でナンバー・ワンという大人気の動物園です。
敷地は十分な広さがありますが、それでも春先~初夏にかけてのシーズンでは来場者数が普段以上に増えて移動にも困る場面が出てしまったりします。
特に人気が集中するのはパンダやカンガルーなどの人気動物の周辺なので、子供を連れて行く時は時期や時間を考えていかないと檻の前で何時間も待つなんてことがあるかもしれません。
子供と「パンダ見せてあげる」といった約束をしているとちょっとした約束破りになってがっかりさせてしまうこともあるので、その点は十分に注意した方がいいでしょう。