Q.絵本を読ませた方がいいと言われました。
家には6ヶ月になる息子がいますが、姑が家に来たときに家に絵本が一冊もないことに気がつき、絵本を読み聞かせている?と聞かれました。
そろそろ考えていると答えたら、遅すぎると言われました。
この時期から絵本を読み聞かせるのは、時期としては遅いのでしょうか?
急いで絵本を買ってきましたが、息子は興味も示しません。
少しずつ絵本を買って与えて、興味を示してくれればと思いますが、他の家庭では早い時期から絵本を読んで聞かせているのでしょうか?
A.遅いなんてことはないです。
私は2歳になる娘がいますが、あまり絵本には興味を示してくれず、私自身すすんで買うようなこともありませんでした。
そんな中で親戚などが色々な絵本を買ってきてくれるようになり、次第に興味を示してくれました。
どちらかと言えば、遊具やおもちゃで遊ぶのが好きな子ですが、本は?と催促して読んでくれということもあるので、少しずつ絵本を買って与えていけば問題ないでしょう。
A.絵本は子供を成長させます。
時期として遅くはないですが、家に1冊も絵本がないとなれば、少しずつ絵本は買っていくべきでしょう。
大人が参考書などで、知識を得ていくように、実は子供も絵本を通じて色々と学んでいくのです。
絵本の中にある情景によって、生活習慣を学んでいき、日常が絵本には書かれているので、そのような日常のルールなども絵本から学びます。
絵本の中の主人公が、色々な場面で心理変化していくことも、子供は素直に感じ、その様子を見て学び、何をすれば他の人がどのように思うのかと言うことも学びます。
重要なこととして、絵本からも言葉や文字を学んでいき、絵本に書かれている物は何という名前かも学びます。
さらに重要なことは、絵本を読んでいくと子供も想像力を働かせますので、想像力を発達させるにも役立つのです。
6ヶ月ぐらいのまだ言葉もおぼつかないような時期でも、絵本の内容は全部わからないにしても、本に書かれている絵から世界観を感じ、受ける印象によって、やはり想像力を働かせるのです。
絵本を親が子供に読んで聞かせるということは、子供とのスキンシップにもなります。
絵本を読んでくれることは、子供が親が自分へ愛情を向けてくれていると、子供自身も感じるようになりますので、親と子供が愛情を育むにもとても良いです。
きっと絵本を読んでいるときは、子供は安心したひ表情を見せ、落ち着いた様子を見せてくれるはずです。
是非とも今からでも良いので、少しずつ絵本を買って与えて、読んで聞かせてあげましょう。
実は、小さい頃から絵本を読むという習慣があると、大きくなっても本に興味を持ち、本を読む習慣がついて良いのです。