結婚や出産を機に一度退職してしまうと、子どもが小さい内は中々働きにでる事が難しくなってしまうのが子持ち女性の悩みでもあります。
実際に、子育て中の女性の就業率はどれくらいなのでしょうか。数字でみる事で子持ち女性が働く事が難しいのがよく伝わってくる結果でています。
子どもを持つ女性の就業率
子どもがいても働きたいと思っていても、なかなか希望の仕事が見つからない、預け先が見つからないなど、子育て中の女性が働くには難題が多くのしかかってきます。実際に子ども持つ女性の就業率はどのくらいなのでしょうか。
子どもを持つ女性の就業率はあるアンケートによると52パーセントでその内正社員の割合が8パーセントという驚きの数字が出ています。
この数字を見ると、子どもを持つ女性が働く事の壁の厚さがよくわかる結果となっています。
正社員と非正規雇用の差
子どもを持つ女性の就業率は52パーセントと半数はあるのに対して、正社員の割合はわずかに8パーセントというのは、やはり子どもがいてるとどうしても行事や体調不良など仕事を休む事が多くなる事も影響していると言えます。
周りに気を使ってストレスを溜めるよりも、時間や休みを自由に選択できるパートやアルバイトの方が気楽に仕事ができるという点で、非正規雇用を選ぶ人が多くなっているのです。
子持ち女性が働くのを躊躇する理由
子持ち女性にとって特に一度家庭に入ってしまうと、もう一度就職する時の一歩が中々踏み出せない事もあります。特に、保育園に預けない場合は幼稚園に通うようになる3歳まで自分で面倒を見るというケースが多く、少なくても3年以上は子どもやママ友との世界にどっぷり浸る事になります。
また幼稚園に通いだしたからと言ってすぐに働けるわけではなく、幼稚園の行事や役員などママが参加しなければいけない事が山ほどあるため、働いて育児をして家事もこなすとなるとかなりのハードルとなり、働かないという選択をする人も多いのが現状です。
子持ち女性の仕事に対する本音
長年働かない事を選択してきた女性にとって、子どもが小学校に入るまで働かにとなると少なくても6年、多い場合は10年以上社会に出て働かない暮らしをする事になります。
子どもが手を離れたからいざ働くとなったときにブランクを感じてしまい不安などが先にでてくる人も多いのです。
子持ち女性の仕事に対する本音としては働きたいけど働けないという気持ちもあり、でも働かにとこの先不安という様々な想いが交差しているのです。
実際に保育園に預けて働く場合も、もっとわが子の成長を見ていたいと泣く泣く預けるママもいます。
働くママも働かないママも同じような悩みを抱えているといえます。