Q.子どものわがままについて
2歳になる子どもがいるのですが、わがままが酷くて困っています。
食事前には食べたいものが無いと食器を投げる、遊ぶ、しまいにはひっくり返すとやりたい放題です。
また、友達の家に遊びに行ったときや、幼稚園の送り迎えの時も、親の言うことを聞かず我を通そうとします。
欲しい物が買ってもらえなかったりすると、奇声を上げて泣き出します。
初めは子どもはこのようなものかと思っていたのですが、この前は年の近い子と遊んだとき、叫んで相手の子をびっくりさせてしまいました。
正直子どものわがままが酷くなっており、手を焼いて疲れ果てています。
さらには子どもの将来も心配で、ダメだと言っても言うことを聞いてくれず困っています。
A.親が折れてはいけません
子どもが玩具売り場やお菓子売り場で騒いだときは、出かける前に買わないと約束していたとしても、それじゃ1つだけと買うので泣くのを止めなさいと妥協していないでしょうか?
このような対応をしていては、子どもは泣けば親が折れるので、自分の思い通りになると思います。
または部屋が散らかっているのに、片付けなさいと言っても片付けず、結局親が片付けるなんてことはないでしょうか?
このように子どもが自分の思いを突き通そうと、泣くなどの行動を起こしたときは、親は毅然として対応しないとなりません。
そこで折れるのではなく、子どもに痛い目を見せて、思い知らせてあげないとならず、親でもここは心を鬼にしましょう。
母親だけ先に行ってしまう、だだをこねても無理矢理連れて行かれるなどと、要するに親が一度子どもと交わした約束は、ひるがえさないようにしないとなりません。
買わないと言ったら絶対に買わない、何時に家を出ると言ったら、子どもがグズグズしても親は出て行く、などとだめなものはダメと、子どもに経験させないとならないのです。
A.褒めるときは褒める
親としては、お菓子を買わないと約束して子どもも売り場でだだをこねず言うことを聞いたら、偉いねぇと褒める人は多いです。
しかし、たとえばこれが、部屋を片付けなさいと言って素直に子どもが片付けたら、親はそのまま満足して知らんぷり、一言も褒めないというケースも多いです。
これでは、親の都合の良いときだけ、褒めてあとは知らんぷりとなり、子どもにとっては面白くはありません。
子どもが素直に親の言うことを聞いた、少しのわがままでも我慢して出来た、などという場合には、親はしっかりと子どもを褒めてあげましょう。
こうして叱ることや親の意見を通すこと、これに加えて、子どもを褒めることを行なうことで、子どももわがままを言わなくなり、親の言うことも聞くようになります。
子どものわがままを直すには、この3つのどれかが欠けてはいけないのです。