Q.子どもの爪噛みについて
6歳の子どもに爪を噛むクセがあります。
最初はストレスかなと思いましたが、どうやらクセになっているようで無意識に口に手を持っていってしまっています。
爪に苦いネイルを塗ると一時的に噛むクセは治りましたが、今度は指先の皮をむしるようになりました。
親の私自身も爪を噛むクセはあったので、ついやってしまうのはわかりますが、辞めさせて直してあげたいです。
ジェルネイルを施すと、私自身の爪は綺麗になりますので、子どもにもしようかと思いますが、まだ子どもだと早いでしょうか?
何か良い方法があれば、教えて下さい。
子どもの爪はほとんどなくなってしまい、キノコのような指になってしまいました。
A.ストレスが原因かもしれません。
多くの子どもの場合は、爪を噛むのは小さいときだけであり、成長と共に自然と治ります。
しかし希に大人になっても、爪を噛むクセが抜けない方はいます。
やはり原因がありますので、その原因を取り除かずに、注意しても、別のクセをつけてしまうだけです。
ストレス発散の方法として爪を噛むような子どももいますので、ストレスがあれば、それを取り除くべきです。
子どもは大人が思っている以上に繊細です。
とても小さな悩みを抱えていても、それが原因となっている場合もあり、親に悟られないように平気なフリをしている子どももいます。
親は子どもの悩みに気づきにくいので、それも子どもの原因となる場合もあります。
バイターストップを塗るという方法もありますが、相談者様の子どものように、違うクセに移るだけということもあり、あまり効果的な方法ではありません。
しかし爪を噛むのは衛生面でも良くなく、そこからばい菌が入ってくると、爪の中が化膿して大変なことになる場合もあり、やはり早めに辞めさせるようにすべきです。
A.子どもとスキンシップして話を聞く
まずは子どもの原因を探すことが、爪を噛むことを止めさせる近道になります。
はっきりと目に見える形で原因がわかれば良いですが、ストレスなどが原因だとすると、なかなか原因が見えずにわかりにくいです。
そのような場合は、よく子どもとスキンシップをするのです。
直接聞いても、子どもは何が原因か答えないようなことも多いので、親が接する中で見つけていかないとなりません。
そして「やめなさい」などの直接的な言い方は、いくら強く言ったとしても、一時的には止めるかもしれませんが、根本の解決にはなりません。
そのように言うならば、子どもが自分で爪を噛んでいることを教えて自覚させるなどをした方が効果的です。
爪を噛むようなことがエスカレートすると、最終的にはばい菌が入り、爪を剥がして治療しないとならないこともあり、そのようなことも教えると、子どもは爪を噛むのを自覚し、止めようと努力するかもしれません。