Q.モデルオーデョションを受けたいと言っています。
子どもがモデルオーデョションを受けたいと言っており、親としてはどうすべきか迷います。
中学生になる娘がいるのですが、今は勉強にピアノを習っており、この2つでかなりお金がかかっており、オーディションを受けさせるのをためらいます。
娘としては、ピアノの方にはあまり熱は入っていないようであり、モデルの方へと移行したいという決意のようです。
ただ親としては、娘はピアノのコンクールで賞をもらうこともあり、レッスンも全国的に有名な先生に教えてもらっており、このチャンスは逃すべきではないと考えます。
親としては、私自身昔ピアノを習いたかったという想いもあり、是非とも娘にその想いを受けて頑張って欲しいと願います。
私と娘で、どのようにすればいいのでしょうか?
A.モデル事務所によって費用はさまざまです。
親としては金銭面が気になっているようですが、これは一概にいくらかかるとは言えません。
どのモデル事務所に所属するかでも違いがあり、将来活動するためにも、どれぐらい投資するかでも違います。
費用のかからないような事務所ならば年間1万円程度であり、逆に費用のかかるところならば、所属するだけで20万円以上もかかる場合もあります。
さらに考えないとならないのは、モデルとして活動をするならば、レッスンも受けないとならず、月謝や交通費もかかります。
CMなどで活動したいとなれば、それぞれでオーディションを受けないとならず、会場までの費用も必要です。
オーディションを受けるとなると、それなりの衣装も揃えないとならず、何かとお金はかかります。
子役で有名になって一躍スターなったような人もいますが、そうなれば億を稼ぐのも夢ではありません。
ただしそこまで行くのが大変であり、多額の投資も必要となり、多くの方が芽が出ず、そのまま一般人として働き生活を送るようになります。
A.親子で目的を共有する
小さい子どもであれば、親御さんの意思でモデルを目指すことになりますが、ある程度成長すると子どもの意思が出てきます。
まずは、モデルになるためには、どのような道を進み、どれほど大変か子どもとよく話し、それでもモデルを目指したいか意思を聞きましょう。
もしも将来的に末永くモデルを目指すならば、美貌やスタイルも必要であり、これはレッスンなどして身につくものでなく、生まれ持ったものになります。
金銭面でも親としては子どもが望めばサポートしてあげたいとは思うものでしょう。
しかしモデルを目指すには様々な覚悟が必要であり、それを親と共有しましょう。
楽な世界ではなく、プライベートも制限されることもあり、厳しく覚悟の必要な世界なので、それを子どもが知った上でも目指したいとなれば、親はサポートしていってあげましょう。