独身女性と子持ち女性は職場で仲良くなれないのか?

怒る女性のイラスト

子持ち女性が会社で働くにあたって大きな壁となるのが同僚の独身女性という話を良く耳にします。

実際に、会社での人間関係で悩んで仕事を辞めてしまったというケースもあるほど、女性の敵は女性と感じている人が多いのです。

では、なぜ子持ち女性と独身女性の間で対立が起こってしまうのでしょうか。

働く時間や仕事量での不満

働く女性にとって、同じ職場内で子持ちの女性がいる場合何かあった時に自分に仕事の付けが回ってくると感じている独身女性が多くなっています。

実際に、同じ社歴で近い年齢の場合同じ条件で入社しているのに子持ちの女性だけなんだか優遇されているという気持ちになるのは、時短勤務や急な休みへの対応など会社の制度をフルに活用しているところを見た事がきっかけになるようです。

とくに、仕事量に関しては残業が自分に回ってくるようになったなど、相手は早く帰ったり休んでも仕方ないという扱いなのに、独身女性イコール自由な時間が多いという風に見られる事に違和感を持っている人が多いのです。

何となく自分が損をしている気分になる理由

特に女性の場合、同年代の人が結婚や出産をすると次はあなたの番という風潮がなんとなく会社内で流れたりします。

また、何で結婚しないの?というセクハラ発言をされるなど不快な気分になる事が多くなるため、結婚していないイコール劣っているというイメージをもたれている事にストレスを感じている女性も多いのです。

実際にそのストレスが溜っているところで、出産後の時短勤務や急な休みなど社内でどうしても目立ってしまう子持ち女性の行動を見ていると自分自身もだんだんと気持ちが落ち込んでくるという人もいるのです。

周りの人の意識

会社内で独身女性と子持ち女性が対立する一番の理由は周りの人がそうさせていると言えます。

周りの人が無意識に子持ち女性と独身女性を区別している事がダイレクトに両方に伝わっているのです。

実際に、「あの人は子どもが小さいから○○さんよろしくね」「こどもがいるから仕方無いよ」という発言を耳にする事があります。この時点で独身女性と子持ち女性の間に溝を作っています。

子持ち女性からすると「子どもお迎えあるからダメだよね」と言われると何だか申し訳ない気持ちになったりするのも独身女性と区別しているからと言えます。

女性が働きやすい職場環境にする事が大切

独身でも子持ちでも両者が働きやすい職場にする事が何よりも大切な事です。実際に時短勤務の人や子どもの体調不良で休む人がいても、あえて職場では子どもの話は出さないなど会社がプライベートに介入する言葉を発しないようにする事が大切です。

仕事ひとつ頼む時も、あの人はお子さんいるからあなたが変わりにやっておいてではなく、時短勤務で終わりそうにないからあなたがやっておいてなど、相手のプライベートな事を表に出さなければお互いに気にせずに仕事をする事ができます。

プライベートな状況は人それぞれ。特に女性が働く職場環境の改善は、働く人の意識を変えていく事が大切なのです。

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